きっしい
イエローストーン国立公園の旅
(1999年8月17日〜23日)


2度目のアメリカ国立公園の旅。


1999年8/17(火) 晴れ 32℃
 下丸子自宅11:45→品川NEX12:49→成田空港13:59 成田空港18:00(UA-876)→シアトル空港10:30 シアトル空港11:25(UA-876)→デンバー空港14:50 デンバー空港15:25(UA-7117)→ラピッドシティ空港16:35→(車)ホテル17:30
 『スーツケースは一便遅れの巻』
 出だしの成田出発から飛行機が2時間遅れた(トホホ)。シアトル空港では、トランスファーデスクのお姉さんに連れられてダッシュで乗り継ぎ、デンバー空港ではターミナルの端から端まで1kmを走って乗り継ぎ、なんとか予定通りラピッドシティに到着したが、スーツケースは到着していなかった。そりゃ、スーツケースは走って乗り継がないもんね(笑)。空港で手続きをして、ホテルで待っていると、2時間遅れでスーツケース到着。いーや、良かった良かった。
8/18(水) 晴れ 25℃
朝食7:00 ホテル出発8:15(車)→マウントラシュモア9:00 マウントラッシュモア10:20→クレージーホース10:40 クレージーホース11:15→カスター州立公園ロッジ11:50(昼食) ロッジ12:40→マンモスサイト15:00 マンモスサイト15:40→ウインドケイブ16:15 ウインドケイブ18:00→ホテル20:00 夕食21:10
『クレージーホースを応援するぞの巻』
 今回の旅行はグループツアーだったのだが、お客は私達2名のみ。なので、ガイド兼ドライバーのジョセフと3名だけの、雰囲気は個人旅行の様(ワーイワーイ)。私は助手席でマップを見ながらナビゲーターをやる(ジョセフが道を知らない訳ではない)。マウントラシュモアは花崗岩の岩山に4人の大統領の顔が彫られている有名な場所。こんなバカでっかいものを作り上げたアメリカ人には感心するが、愛国心臭さがちょっとイヤ。それよりは、次のクレージーホースを応援したい。クレージーホースは白人の侵略者と戦った勇敢なインディアン。彼の馬に乗ったモニュメント(大統領の顔よりもっとデカイ)を中心に、インディアンのための大学、病院を建設予定。像の完成予定は50年後。なぜなら国からの補助を断り、寄付金とボランテァだけでやっているから。頑張れクレージーホース!!
(遠くの岩山がモニュメントを作っている場所。顔だけ完成している)
(一応、マウントラシュモアの写真も)
8/19(木) 晴れ 26℃
 朝食7:00 ホテル出発8:00(車)→デッドウッド9:30 ケビンコスナー経営のカジノ・ミッドナイトスター見学 デッドウッド10:15→映画『ダンス・ウイズ・ウルブス』のエンディングのロケ地→スピアフィッシュ11:00 滝 スピアフィッシュ11:30→ファミリレストラン12:50 昼食 →デビルスタワー13:50 一周ハイキング デビルスタワー15:05→シェリダンのホテル17:40 夕食19:00
『アメリカだったらオカシクないぞの巻』
 なんの変哲もない丘の向こうに、忽然とデビルスタワーが出現する(ウオー)。高さ180mの岩山は、映画『未知との遭遇』のUFOの着陸場所として有名。すごーく変な岩山だが、アメリカだったら有ってもオカシクナイと思わせるところが、アメリカは凄い!!1.5マイルの遊歩道を歩いてデビルスタワーを一周できる。見上げると豆粒のようなロッククライマー達が見える。これまた凄い人達だ。

8/20(金) 晴れのち雷 23℃
 朝食7:00 シェリダンのホテル出発8:25(車)→シェルフォールズ10:05 滝 シェルフォールズ10:30→バッファロービル歴史センター11:30 昼食 バッファロービル歴史センター13:50→イエローストーン国立公園ゲート16:00 グリズリー コヨーテ マッドボルケイノ バッファロー大群 ロウアーフォールズ アッパーフォールズ →ホテル18:30 夕食19:00
『動物王国イエローストーンの巻』
 イエローストーン国立公園ゲートを過ぎたところで、道端にグリズリーを目撃。グリズリーとは灰色熊のこと、昔『グリズリー』という巨大熊が人間を襲う映画が有ったのだが、その話をしてもみんな知らないらしい(世代の違いか)。石をひっくり返して虫を食べているグリズリーを大勢の観光客が眺めている。レンジャーの人も見張っているが、彼は、熊が人間を襲うのを見張っているのでなく、人間が熊にイタズラをしないように見張っているそうだ(笑)。その後、道を横切るコヨーテも目撃。その後、バッファローの群れも目撃。数百頭います。彼らの群れが道を横切るので、車は大渋滞、渋滞の最後尾まで1km。中には道の真中でしゃがみこんでいるヤツもいる(おいおい嫌がらせか)。
(小川を渡るバッファローの群れ、この後、道路を横切る)
8/21(土) 晴れ 25℃
 朝食7:00 ウエストイエローストーンのホテル出発8:10 オールドフェイスフル間欠泉9:50 オールドフェイスフル間欠泉11:05→昼食→レイクロッジ14:20 レイクロッジ14:50→ジェニーレイ(ボート) 滝 →シェ-ンのロケ地17:40→ジャクソンのホテル17:50 夕食19:30
『几帳面な間欠泉の巻』
 イエローストーン国立公園で一番有名なのが、オールドフェイスフル間欠泉。お湯がブシューーーと40mの高さまで吹き上がる。フェイスフルというのは規則正しいの意味。75分置きに律儀にお湯を吹き上げるので観光客にも好評(笑)。みんな帰ってしまった夜中にも規則正しく吹き上がっているトコロを想像するとちょっと可笑しい。他の間欠泉の中には、2日〜7日置きというような気まぐれなヤツもいる。間欠泉にも色々な性格が有るところが楽しいね。
(前兆、この3分後、ゴゴゴーンと吹き上がった)

『シェ-ンカムバックの巻』
 グランドティトン国立公園といえば、映画『シェーン』の舞台となったところ。映画に登場した小屋は、2年前に焼けてしまって、草むらが残るのみ。「小屋を作りなおせば、観光客が来るのに」とジョセフに聞くと、「ここに来るのは日本人だけでーーす。アメリカ人は興味ないでーーす」とのこと。でも、お土産物やで”シェーンの小屋”の絵葉書は一杯売っていたのに、本当かな??
(老けた子役は、ガイドのジョセフ)
8/22(日)〜23(月) 曇り 33℃
 ジャクソンのホテル7:10(車)→ジャクソン空港8:05(UA294)→デンバー空港9:25 デンバー空港11:30(UA1953)→シアトル空港13:04 シアトル空港13:04(UA875)→日付変更線→成田空港15:40 成田空港(NEX)→下丸子の焼肉や18:00
『日本の焼肉は美味いの巻』
 飛行機の中で、帰ったら最初に何を食べるかずーーと考えていた。”寿司”、”牛丼”、うーーむ??で、結局は、家の近くの焼肉や!!いーや、カルビに脂が載っていて美味い。アメリカの肉とは別物である。ご飯なんかそのままでバクバク食べられる。あー幸せ。
 毎度同じだが、今回の海外旅行の結論も、「あー、日本人で良かった!!」

(終わり)


(c)1999/ Kissy